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熟年離婚した私の体験をつづっています。 そしてその後のいろんなことも....






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宝毛
 リビングの机の上に置かれている息子の国際ボランティアのリーフレットを何気なく見ていたら、上田英司さんという人の編集後記が目にとまった。

 それは「宝毛」について書かれている文章だった。
「宝毛」とは、「俗に通常は体毛が生えない場所から生えてくる透明または白色の長い毛のこと」で、糸くずか何かと勘違いされてしまうこともあるそうだ。しかし、この体毛とは、その字の通り、「生えていると縁起がよい」とする民間伝承の言われもあり、別名「福毛」とも言われ、さらにその「宝毛」が抜けると願いがかなうと言う話もあるそうだ。そして、こう結んであった。「皆さんも、もし『宝毛』を発見されたら、縁起物ということを思い出されて下さい。」

 それを読んで私は思った。
一見無駄のように思えるものでも見方を変えればそれは貴重なものとなり、自分の気持ち次第でどのようにもなるものだと。他と違っているからみんなと違うから排除するという論理で考えれば、無駄な意味のないものになるが、見方を変えれば自分に幸運をもたらすものともなる。

 多くのいじめで問題となるのがこの見た目が違うとか、考え方が違うとかいう理由で、集団からあらゆる手段を使い追い出すことである。黙って従う者だけでまとめた方が集団はスムーズだし、使う者にとっては扱いやすい。しかし、違う意見の者をすべて排除してしまった時、その集団は弱体化する。それを支えるあらゆる種類の基盤がこの時にはすでになくなっており、基盤がなくなると同時に、指導者がいなくなるとその指導者の言う通りに動いていた者ひとりひとりはロボットと同じでしかないから、ばらばらになって収集がつかなくなってしまう。

 昔のガキ大将は、あらゆる年齢層の子供達をけんかしながらも、いざとなったときは、守れるだけの度量を持ち合わせていた。今、その度量のある指導者がどれだけいようか?つまり、けんかさせるだけさせて責任がとれて守れる指導者が。効率だけ考えれば、喧嘩もさせず、何も言わせず従わせるほうが楽である。楽だけれどその楽な道をとると、組織そのものは何のアイディアもうみだせず、常に指導者の顔色を伺いながら行動するようになる。表向きは、言うことをきいてても、裏にまわれば陰口や不満が満ち溢れる。気持ちよくその中に身を置いてる者は、上に立つごく一部の者に限られる。誰かがいじめられていても、助けて我が身に災難が降りかかるより、黙って見過ごすかその仲間に加わって一緒にいじめようとする。それが自分の生き延びる道になるからだ。臆病な指導者ばかりになると反対意見をいう者は敵とみなし、いつも盗聴器や隠しカメラを設置するようになるかもしれない。戦時中のように。

 日本が民主主義の国になるのも、軍国主義の国になるのも、指導者次第ではなく、私は国民次第なのだと思っている。テレビ番組をつくる製作者、国の政治をつかさどる為政者、公務員などなど、それぞれが同じ政党・同じ宗教団体などという枠組みにだけとらわれて仕事をしていたら、それを平等に享受すべき国民は、税金を払いながらも不公平な待遇を受けることになる。あなたは、今良心に基づいて仕事をしていますか?

 古い時代の「村八分」的意識を変えなければ、日本はいつまでも国際社会から孤立し、遅れをとることになるだろう。それまでの友好関係を築くことより、反対するものへの制裁を与えることばかりに追われる集団になるといわゆる恐怖政治のようになり、誰も何も言えなくなってしまう。何か今の政治を見ていると、時代が逆行しているように思えてならない。
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